老人ホームの入居条件とは?入居検討時のチェックポイントもご紹介!

老人ホームに入居するためにはどのような条件を満たす必要があり、要介護者はどのような老人ホームに入れるのでしょうか?

老人ホームには様々な施設があり、施設によって入居条件は異なります。

そこで今回は、老人ホームの入居を考えている方やそのご家族に向けて、入居条件やチェックポイントについてご紹介します。

ぜひ、老人ホーム選びの参考にしてみてくださいね。

老人ホーム。主な5つの入居条件とは?

老人ホームには施設ごとに、それぞれ入居に必要な条件があります。

ここでは、一般的な老人ホームの入居条件を5つご紹介します。

その1:年齢制限

老人ホーム入居時の年齢には、ある程度の制限が設けられています。

介護保険法では、介護サービスの提供について65歳以上を対象としているため、入居者の年齢を65歳以上に設定している施設が多いです。

ただし、介護が不要な自立した方などは60歳からでも民間の老人ホームに入居できます。

また、サービス付き高齢者向け住宅や健康型有料老人ホームなどは原則60歳から入居可能です。

そして特定疾病により、介護認定を受けた40歳以上の方も介護保険の介護サービスを受けられます。

その2:介護の度合い

介護の度合いについても、入居条件の判断材料の1つです。

「介護がどのくらい必要か」の指標は要介護認定の結果、「自立」「要支援1~2」「要介護1~5」に分類されます。

この要介護度によっては入居できない施設もあるので注意しましょう。

たとえば「特別養護老人ホーム」は、原則「要介護3以上」の方でなければ入居できません。

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は、各施設の方針によって入居条件が異なりますので、施設ごとに確認してみましょう。

その3:医療行為

医療依存度が高い方は、日常的に医療行為が必要です。そのため医療行為が必要な方は、看護師または医師が配置されているホームを選びましょう。

介護老人保健施設や介護医療院は医療ケアが充実しています。

さらには夜間や朝方に医療行為が必要な方向けに、24時間看護師常駐のホームもありますよ。

その4:保証人・身元引受人

老人ホームはほとんどの場合、入居する際に保証人・身元引受人が必要です。

役割としては、支払いを滞納しないように連帯保証人になることや、本人に代わって医療行為の同意をすることなどが挙げられます。

保証人・身元引受人がいない場合、身元保証会社を利用することになります。

その5:収入・資産

老人ホームの入居は不動産の購入・賃貸物件の契約に近いものです。

ホーム側にとっては、入居者の支払いが滞ってしまうと経営が厳しくなります。

支払い能力の確認として、本人または保証人の通帳の写しを提出することが一般的です。

老人ホーム入居検討時にチェックするポイントは?

ここからは、老人ホームへの入居を検討する際にチェックしておくべきポイントを4つに分けてご紹介します。

①認知症の受け入れが可能かどうか

老人ホームによっては重度の認知症の高齢者を受け入れていない施設もあります。

一方、グループホームは認知症の高齢者を専門に受け入れる老人ホームです。

認知症には食事・入浴・排泄などの一般的な介護だけでなく、認知機能のリハビリなど専門ケアが必要になります。

施設の受け入れ可否だけでなく、介護プランについてもチェックしましょう。

②看取りが可能かどうか

看取り介護とは、延命治療を行わずに尊厳ある生活を最後まで送れるように支援することです。

日常生活の支援を通して精神的・身体的苦痛を和らげたり、家族の寄り添いサポートを行ったりしてくれます。

介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームなど、多くの施設がこの看取り介護の対象です。

③退去要件

老人ホームの主な退去要件は、

  • 他人への迷惑行為
  • 医療行為対応不可
  • 長期入院
  • 費用の未払い

などが挙げられます。

特に医療行為については要注意。医療スタッフが常駐していない施設で医療的ケアが必要になった場合、対応できる老人ホームや病院に入院をお願いされる可能性もあります。

ほかにも、施設によっては要介護度が上がると退去させられる場合が考えられます。

④感染症や災害対策

感染症対策や災害時の対応など、有事の対策がマニュアル化されているかどうかも大切なポイントです。

  • 入居者と外部の人間との接点
  • 面会の仕方
  • 感染症が発生したときの対応

上記の項目がどのように行われているかを進んで確認しておきましょう。

まとめ

老人ホームに入居するためには年齢制限、要介護度、医療行為、保証人・身元引受人、収入・資産などの要件を満たす必要があります。

また、施設を選ぶ際は、認知症の受け入れが可能かどうか、看取り介護が可能かどうか、退去要件の確認、感染症や災害対策の確認などもポイントとなります。

東海市にお住まいで、老人ホームを探されている方はぜひ、東海レーベンにまでご相談ください。

一人ひとりに寄り添った細かな対応で、安心して過ごせる場所をご提

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