健康寿命を延ばす!高齢者におすすめの2つの運動法
健康寿命とは、日常生活を健康上の問題で制限されることなく過ごせる期間のこと。つまり、単に長生きするだけでなく、元気で活動的な毎日を送ることが目標となります。
そのために欠かせないのが、適切な運動習慣です。運動は、高齢による体力や筋力の低下、体の不調を予防・改善し、健康寿命を効果的に延ばせるでしょう。
ここでは、高齢者の方におすすめの運動方法として「椅子を使ったストレッチ」と「レッドコードトレーニング」の2つをご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、運動習慣を身につけて毎日を楽しく過ごしましょう。
その1:自宅で手軽にできる!椅子を使ったストレッチ
まずは手軽に無理なく実行できる、高齢者の方にもおすすめの椅子を使ったストレッチをご紹介します。
座って行えるため転倒のリスクが低く安全に運動できますし、体力に自信がない方や関節に不安がある方でも安心です。
たとえばテレビを見ながらや少しの合間になど、いつでも手軽に実行できるため毎日続けやすいはずですよ。
首のストレッチ
首のストレッチは次のような手順となります。
- 椅子に座り、背筋を伸ばします。
- ゆっくりと首を左右に倒したり、前後に倒したり、回したりしましょう。
肩のストレッチ
肩のストレッチは次のような手順で行いましょう。
- 椅子に座り、両肩をゆっくりと回して肩回りをほぐしましょう。
- 両腕を体の前で組み、背中を丸めるようにして肩を伸ばします。
- 片腕を体の前で伸ばし、もう片方の腕で引き寄せます。
足のストレッチ
足のストレッチはあくまで無理のない範囲で、以下の手順で試してみてください。
- 椅子に座り、片足を前に伸ばして膝を軽く曲げ、つま先を上げ下げします。
- 椅子に座ったまま、片足ずつ太ももを胸に引き寄せます。
これらのストレッチは、呼吸を止めずリラックスした状態で毎日継続させることが大切です。いずれも無理のない範囲でゆっくりと行い、痛みを感じたら中止しましょう。
その2:リハビリに効果的!レッドコードトレーニング
レッドコードトレーニングとは、天井から吊り下げられた赤いロープ(レッドコード)を使うトレーニング方法です。
専用の器具が必要にはなりますが、体幹や深層部の筋肉を鍛えることができるためリハビリに効果的です。
このトレーニング方法は関節への負担が少ないため、関節痛を持つ方でもおこないやすいというメリットも。麻痺や筋力低下のリハビリに適しているほか、姿勢改善やバランス能力向上も期待できます。
具体的な運動例
レッドコードトレーニングは個々の体力や目的に合わせ、さまざまな運動が可能です。
たとえば腹筋や背筋を鍛えたいなら、レッドコードに足をかけて体幹を安定させる運動が効果的。
柔軟性向上や関節可動域拡大をしたいなら、レッドコードを使って筋肉をゆっくりと伸ばしましょう。
また、レッドコードに片足をかけてバランスを取る運動は、転倒予防を期待できます。
ただし、慣れない高齢者が実践するには専門家の指導が必要でしょう。体力や体調に合わせて無理のない範囲で実践し、運動中に痛みを感じたらすぐに中止してください。
レッドコードトレーニングにご興味のある東海市の方は<フィットネスかえで>まで
ここでは、健康寿命を延ばすための運動方法として「椅子を使ったストレッチ」と「レッドコードトレーニング」の2つをご紹介しました。
無理のない範囲で運動習慣を身につけて健康寿命を延ばしていき、毎日を楽しくお過ごしください。
愛知県東海市の「東海レーベン」では、ご利用いただく高齢者の方々に快適な環境やサービスを提供しております。
そのうちの1つである「通所介護 デイサービス フィットネスかえで」にはレッドコードや各種トレーニング用マシンがあるため、スタッフ指導のもとで安全かつ効果的なトレーニングが叶います。
ご興味のある方は、ぜひ一度「東海レーベン」にまでご相談ください。