【毎日を快適に】介護に適した高齢者の靴の選び方・5つのポイント
年齢を重ねて身体が衰えると足元が不安定になり、歩行中の転倒リスクが高まります。
高齢者が毎日快適に歩行する上で、最適な靴選びを行うことは実は重要な課題といえるでしょう。
そこで今回は、高齢者の靴選びが大切な4つの理由、そして介護に適した靴の選び方を5つに分けて詳しく解説していきます。
高齢者の靴選びが大切な理由
高齢者の靴選びは、一般の成人と比較してなぜ大切な工程といえるのかを次の4つの理由で解説します。
1.高齢になると転倒しやすくなる
老化による筋力やバランス感覚の低下などが原因で、高齢者は転倒しやすくなる傾向です。
また、骨密度が減少しやすく、わずかな衝撃でも骨折につながる恐れがあるでしょう。実際に転倒して骨折すると、介護が必要になるほど深刻なケースも多く見られます。
高齢者向けに転倒防止効果のある靴が市販されていますので、心配な方は少しでも安全な靴を選ぶよう心がけましょう。
2.加齢に伴い足のトラブルが増える
合わない靴を履いていると、足のトラブルを招く可能性が高まります。
扁平足(へんぺいそく)/巻き爪(まきづめ)/外反母趾(がいはんぼし)などの足トラブルを抱える高齢者は多いといわれていますが、気にせず合わない靴を履いていると症状の悪化につながる恐れがあります。
3.合わない靴は骨格や姿勢に悪影響を及ぼす
靴が合っていないと、体に不自然な負荷がかかります。
姿勢を正しく保てないため、骨格が歪んで猫背などになりやすい傾向があります。
見た目が悪いだけでなく、頭痛/肩コリ/腰痛などを引き起こす恐れもあるので早めの段階で改善する工夫をするべきでしょう。
4.合わない靴を履くと血流が悪くなる
きつい靴を履くと、足が締め付けられて血流が悪くなります。
一方で大きめの靴は足に余計な力が加わることになり、血流に悪い影響が出やすいです。
このようにして血流が悪くなると、足がむくむだけでなくリウマチをはじめとした病気のリスクも高まります。
介護に適した高齢者の靴の選び方
高齢者が毎日快適に過ごすために、介護に適した高齢者用の靴を使用するとよいでしょう。
以下の5つのポイントを基準にして、ご本人に合った靴を見つけてみてください。
①重すぎない
靴は適度に重みがあると、ちょうど振り子運動の重石の役割になって歩行しやすいといわれています。
ただし重すぎると、足の上げ下げに負担がかかってきます。
軽めの靴のほうが、高齢者の日常使いや長時間歩行に適しているといえるでしょう。
②かかとが安定している/すべり止め加工されている
重心移動しやすい靴は歩きやすいと考えられます。かかとと足首がしっかりホールドされた靴であるほど安全な歩行を促せるでしょう。
また、足裏の靴底のグリップが強い靴を履くと、転倒防止に役立ちます。靴底にゴムやセラミック/ガラスファイバー製のすべり止めが付いている靴がおすすめです。
③つま先部が反り上がっている
高齢の場合、歩行時はすり足になりがちです。
転倒を防止するため、つま先部が1cm以上反り上がっている靴を選ぶのが理想です。
つま先が地面に接地する靴、靴底のゴム部が角張っている/前方に突き出ている靴はつまずきやすいので避けてください。
④足のサイズに合っている
足のサイズ(足長)およびワイズ(足囲)が自分に合っている靴を選ぶことが大切です。
ワイズは足親指の付け根から足小指の付け根までの横幅で測定。サイズはcm、ワイズはA〜4E(EEEE)で表します。
つま先部に1cmの空間(捨て寸)があり、足幅が広めの靴は、足への負担が少ないです。歩行時に接地面が広いうえ、しっかり踏みしめることができるので転倒防止にもつながります。
福祉用具専門店や専任のシューフィッターがいるお店で相談し、購入前には試し履きを忘れずに。
⑤着脱しやすい
高齢者の場合、着脱が楽な開口部の広い靴がおすすめです。
歩行時だけでなく、靴を脱ぎ履きする際も転倒リスクがあるためです。
マジックテープやファスナー付きの靴を選ぶと安心。特にマジックテープ式の靴は、足がむくんだ場合も調節が簡単で便利です。
さらに、かかと部につまみ(プルストラップ)が付いているとより着脱しやすいでしょう。
まとめ
高齢になるにつれ、普段履く靴の選択はより重要になってきます。
安全な外出につなげるためにも、重すぎない、すべり止め加工されている、かかとが安定している、足サイズが合っているなど今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。
東海市の東海レーベンでは、介護の必要がある方に向けて一人ひとりに寄り添った介護サービスを提供しております。東海市で高齢のご家族に関するお悩みのある方、介護サービスにご興味のある方は、東海レーベンまでお気軽にご相談ください。










