「要支援1」の受けられるサービスとは?!

介護保険サービスを利用するためには、地域の包括支援センターに連絡して、自治体で要介護認定を受ける必要があります。 

要介護認定を申請して、ケアマネージャーや自治体の認定調査員の訪問調査を受けて、要介護認定の通知が届くまでにはだいたい30日程度かかります。 

高齢者が要介護になる前の「要支援」について、「要支援1」の段階はどんな状態なのか。 

実際に「要支援1」で受けられる介護サービスにはどんなサービスがあるのか、などをお話ししたいと思います。 

是非、ご参考にして頂けたら嬉しいです。 

 

「要支援1」の状態とは? 

要支援や要介護認定の基準は、全国一律で、「要介護認定等基準時間」に基づき判定されます。 

この基準時間は、どのくらい介護に手間が掛かるかを計る目安になっています。 

要支援1は、要介護認定等基準時間が25分以上32分未満またはこれに相当する状態と定義づけられています。 

要支援のなかでも、要支援1は軽度になります。 

年相応の物忘れはあっても、認知症の様な症状がないケースが多いのです。 

その為、食事や入浴、着替え、排泄などの基本的な動作は出来るので、一人暮らしも可能な状態でしょう。 

ただし、記憶力や計画をして動くような炊事や服薬、金銭管理などにおいては、若干サポートが必要なこともあります。 

要支援1は、要介護になってしまう一歩手前で、日常生活における基本的な動作に問題が見られず、目立った衰えを感じさせない程度で、一部介助を受ければ自力で生活できる状態を言います。 

 

要支援1で支給される限度額とは? 

介護保険サービスでは、利用者の要介護度に合った支給限度額が定められています。 

要支援の支給限度額は約5,000円になります。 

1ヶ月あたりこの金額までの介護サービスが保険適応で利用できます。 

限度額以内でサービスを利用する場合には、利用者の自己負担は一割で、約5,000円が負担額になりますが、地域やサービス内容によっても多少変動します。 

支給限度額を超えると超過分は全額利用者負担になるので覚えておきましょう。 

例えば、訪問介護やデイサービスで介護予防サービスを利用するなら、週1〜2回が目安になります。 

 

要支援1で受けられる介護予防サービスとは? 

比較的軽度な状態の要支援1では、サポートも一部受けるだけで問題なく過ごせますが、無理をして転倒してしまって怪我をおって歩行困難になったり、認知症をきっかけに要介護度が上がってしまうリスクも十分考えられます。 

そのため、要介護の状態へ進むことを予防するための「介護予防サービス」を受けられます。 

このサービスを積極的に使用することで、健康な状態を長く維持していられるようにしましょう。 

 

要支援1で受けられる介護保険サービス 

【自宅で受けられる訪問サービス】 

ホームヘルパーとして食事や入浴、排泄などの介護、そして買い物や調理、掃除や洗濯などの家事における生活支援を受けられます。 

他にも入浴介護、看護師による健康状態のチェック、医療ケアなどの看護サービス、理学療法士などによる身体機能の回復や維持などのリハビリ、居宅療養管理指導もあります。 

 

【通所しておこなうサービス】 

デイケアや、ショートステイ、リハビリテーション、認知症対応型のショートステイなどもそうです。 

 

また、その他に特定施設入居者生活介護、施設入居型のサービスや、福祉用具の貸与や販売、住宅改修のサービスもあります。 

多くの要支援の高齢者の方は、住み慣れた場所で暮らしながら、その地域の介護予防サービスを受けるのが一般的です。 

 

まとめ 

高齢になるほど、自分が思うようにカラダを使うことが難しくなり、次第に日常的な支援や介護を必要とします。 

そんな高齢者をサポートする様々なサービスがあることがわかりました。 

これから介護サービスを利用したいと考えている方で、どんなサービスが合っているか悩まれている方も少なくないと思います。 

私ども「東海レーベン」では、東海市在住の方で介護サービスを利用したい方のニーズに合ったサービスをご提供させていただいています。 

お気軽に「東海レーベン」まで、お問い合わせやご相談をお待ちしています。 

 

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