介護サポートしてくれるサービス
「できるだけ長い間、住み慣れた自分の家で暮らしたい」「できれば、家族と一緒に過ごしたい」そのような思いから、在宅介護を選ぶ人は少なくないと思います。
特に、要介護度が低い場合には、在宅介護を選ぶことで介護の費用を抑えられるメリットもあるでしょう。
しかしながら、在宅で介護を行うことは、日常の家事に加え、さまざまな介護作業をおこなう必要があり、時に介護を行う家族の大きな負担となってしまうこともあります。
家族だからこそ「やってあげたい!」とがんばった結果「介護疲れ」を引き起こしてしまうことも少なくありません。
なかには、長期に渡る介護生活のストレスから体調を崩したり、うつ病になってしまったりすることもあります。
このようなことにならないためには、介護サービスをうまく活用することが大切です。
家族だけで抱え込まず、介護をサポートしてくれるサービスを上手に活用し、少しでも負担を軽減させましょう。
デイサービスを利用する
デイサービスとは、通所介護のことで、文字通り、介護が必要な人を日中預かってくれる施設です。
ほとんどの施設が送迎サービスもおこなっているので、送り迎えの必要もありません。
施設では、昼食の提供のほか、利用者同士の交流やレクリエーション、入浴やリハビリなどのサービスが受けられます。
利用者にとっては、家族以外の人とのコミュニケーションの場にもなります。
要介護度によって利用可能日数は異なりますが、週2〜3日ほど利用する人が多いようです。
デイサービスの利用は介護保険が適用されるため、比較的リーズナブルに利用できるのも魅力です。
ショートステイを利用する
ショートステイとは、短期入所生活介護のことで、介護が必要な人を一定期間預かり、その人に必要な介助・介護をおこなってくれる宿泊型の介護サービスです。
ショートとありますが、利用可能日数は1泊から最大30泊ほどがほとんどで、多くの場合、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどに併設されており、24時間ケアが必要な人にも安心です。仕事の都合や冠婚葬祭、帰省など、どうしても家を空けなければならない時、介護する人の体調不良時などにも利用することができます。
こちらの施設も介護保険の適用範囲となるため、年末年始や夏季休暇、ゴールデンウィークなどの長期連休の時期は利用希望者が殺到することもあります。
予定が決まったら、早めに相談することがおすすめです。
宿泊型デイサービスを利用する
デイサービスをおこなう施設で、宿泊でのお預かりを引き受けてくれるサービスです。
「お泊まりデイサービス」とも呼ばれています。
初めて宿泊で介護サービスを受ける際、いつも行っているデイサービスの施設なら安心という人もいらっしゃいます。
こちらのサービスは、介護保険の適応外なので、利用者の全額負担となります。
しかしながら、宿泊日数など要介護度による利用制限がないため、ショートステイが満床の際や不測の事態で急きょ受け入れ先が必要な時など、いざという時に知っていると安心です。
レスパイト・ケアでリフレッシュ!介護の負担を軽減しよう
介護は、介護される人だけでなく、介護する人のケアも大切です。
レスパイト(Respite)とは「小休止」を意味し、日頃介護にあたる家族が一時的に日常の介護から解放するための時間を「レスパイト・ケア」といいます。
心身ともに疲れが溜まっているなと感じた時、自宅での介護に負担を感じた時、これらのサービスを上手に活用しましょう。
介護に疲れ切ってしまう前に積極的に休息を取り、心身ともにリフレッシュすることで、よい介護にもつながるはずです。
介護サポートのご相談は「東海レーベン」へ
私たち「東海レーベン」は、東海市を中心に地域密着の介護サービスをご提供しています。
ご家族それぞれに合わせた介護のサポートもいたしますので、在宅介護でのお悩みやお困りごとも、ぜひお気軽にご相談ください。