介護職は50代・未経験でも活躍可能?向いている人の特徴は?
少子高齢化が進む日本では、介護問題が年々厳しさを増しています。
そうした中で「介護を通して社会に貢献したい」「親の介護経験を活かしたい」など、介護職への転職を希望する方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ「未経験から始めるのは難しい?」「50代での転職は遅い?」などの不安から、なかなか一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。
そこで今回は、50代からの介護職への転職について解説します。
50代からでも介護職に挑戦できる?
20代や30代と比べると、40代や50代から異業種の転職は勇気がいることも多いでしょう。
しかし介護業界では、40代~50代の転職も決して珍しくありません。
実際に、公益財団法人介護労働安定センターが実施した「令和6年度介護労働実態調査」によると、介護士の平均年齢は48.7歳というデータも出ています。
多様な人生経験が活かせるため、未経験者でも十分に活躍を期待できますし、体力が続く限りは長期的に働くことも可能な仕事でしょう。
50代から介護職に転職する3つのメリット
50代から介護職へ転職するメリットとしては、例えば以下が挙げられます。
①人生経験や前職の経験を活かせる
介護には観察力や分析力、家事スキルなどさまざまな能力が求められます。
そしてこうした能力は、一朝一夕では身につきません。
柔軟な対応が求められるからこそ、さまざまな経験を積んできた50代の方ほど適正な判断ができ、スムーズにスキルアップを狙いやすい仕事といえます。
②利用者との距離感が近い
利用者とのコミュニケーションは、業務の中でも特に重要。話しやすい相手がいる環境は、利用者にとって快適に過ごす上で欠かせません。
50代の介護士は「相談しやすい」「悩みを分かってくれる」と思ってもらいやすく、早い内から信頼も得られやすい傾向なのだとか。
だからこそ未経験でも、すぐに介護の現場で重宝される存在になれるのです。
③定年後も働きやすい
現在の介護職は定年が遅い傾向にあり、シニア向けの求人も少なからずある状況です。
もちろん背景には人手不足も考えられますが、これは年齢に関係なく働きやすい環境が整っているからこそともいえます。
そのため介護職は、50代からでも十分にキャリアを積みやすい仕事なのです。
転職前に資格の取得は必要?無資格でもOK?
結論から述べますと、無資格で介護の仕事を始めること自体は可能です。
ただし携われる業務の範囲は絞られて、基本的には有資格者のサポートが中心となるでしょう。
また、就業してから1年以内に「認知症介護基礎研修の受講」あるいは「認知症介護基礎研修以上の資格取得」が必要となってきます。
「認知症介護基礎研修以上の資格」は、介護福祉士や社会福祉士、介護支援専門員など多岐にわたるため一度調べてみると良いでしょう。
仕事と勉強の両立は大変ですが、キャリアアップや昇給にもつながるので前向きかつ積極的に挑戦してください。
介護職に向いている人の特徴とは?
介護職は未経験でも挑戦しやすく、幅広い年代の方が活躍しています。
しかし、決して楽な仕事ではないため向いていなければ継続は当然難しいもの。
介護職に向いている人の特徴としては、以下が挙げられます。
- 思いやりがある
- 人と関わるのが好き
- 責任感がある
- 柔軟性がある
- 明るくて元気
- 体力に自信がある
このほか、「高齢者の方に寄り添いたい」「笑顔で過ごしてもらいたい」などの熱い思いがある方なら年齢にかかわらず、必ず活躍できる素質があるでしょう。
まとめ
介護職は未経験者のサポートに手厚い現場が多く、資格取得支援制度や研修制度が整備されているケースも多くあります。
そのため未経験50代の方でも、意欲があれば十分に挑戦しやすい仕事といえるでしょう。
また、東海市の東海レーベンでも、一緒に働いてくださる介護スタッフを随時募集しております。
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東海市で介護の仕事をお探しの方方は、ぜひ一度東海レーベンにまでお問い合わせください。










