高齢者や認知症の方を笑わせるコツやおすすめのレクリエーションをご紹介!
みなさんは、高齢者とのコミュニケーションに困ったという経験はありませんか?
世代が違う分、笑わせてあげたいけれどどうしたらよいのかわからない、話のきっかけが上手く作れないなど、悩みは尽きませんよね。
そこで今回は、高齢者や認知症の方を笑わせるコツやおすすめのレクリエーションについてご紹介します。
高齢者を笑わせるコツ・笑わせやすいネタ5選
高齢者を笑わせたいときに、何かコツはあるのでしょうか?
ここでは効率よく笑顔になってもらうコツやおすすめのネタをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①会話のリズムをつかむ
高齢者と楽しくコミュニケーションを取りたい場合、会話のリズムをつかむことを意識しましょう。
会話相手とリズムが合わないと、話していても楽しくないと思われてしまうからです。
まず、高齢者の方の話に耳を傾けて、相手の呼吸に合わせながら自分が話すように心がけてみてください。
例えば相手が手を叩いたら自分も手を叩くなど、動作も合わせられるとなお良いです。
②できるだけ簡潔に話す
高齢者が理解しやすいように、話はできるだけ短く簡潔に話すようにしてください。
一つの話は1分程度に収め、相手を混乱させないように無駄な情報はできる限り省きましょう。
話のオチまでの時間が短いほど、相手の心に響きやすくなります。
③無理に笑わせない
高齢者を笑わせたいからといって、笑いを無理強いするのは逆効果になる場合もあります。
いつの間にか自然と笑顔になるように、焦らずその方の好きな物事の話から始めてみましょう。
どんな話題がその方を笑顔にできるのかを観察することで、次の笑いにつなげてみてください。
④あるあるネタ
高齢者を笑わせるには、共感してもらうことがポイントです。
スムーズに興味を持ってくれそうな政治や健康、家族などをテーマにして、共感しやすい話で盛り上げていきましょう。
日頃から、高齢者が関心を向けそうな話題について研究しておくこともおすすめです。
⑤自虐ネタ
相手に笑ってもらうには、自分の失敗談や恥ずかしい話などの自虐ネタを用意しておくのがおすすめです。
一度自分を落とすことで、相手に安心感を与える効果も期待できます。
ただ、あまりにも深刻なネタは相手が引いてしまうのでNG。過去のちょっとした失敗談を明るく話し、楽しい雰囲気を作りましょう。
高齢者の笑いを誘うレクリエーション5選
ここからは、高齢者の笑いを誘えるおすすめのレクリエーションについてご紹介します。
高齢者施設のレクリエーションでも実践できるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
①早口言葉
舌を噛みそうなフレーズを早口で読み上げる「早口言葉」は、高齢者の笑いを誘うだけではなく嚥下機能や口腔機能の活性化にも役立ちます。
施設のレクリエーションで行う際は、少人数で読み上げると周りの言い間違いを聞き取りやすいため自然と笑いにつながるでしょう。
②イントロクイズ
イントロクイズは曲の最初のワンフレーズを聞いて曲名を当てる、子供から大人まで楽しめるシンプルなゲームです。
曲名を思い出そうとすることが脳への刺激となり、認知症予防にも効果的。懐メロや唱歌、童謡を中心に出題してみましょう。
③昭和クイズ
昭和期に流行ったものや起こった出来事、当時の人気グルメなどをテーマにクイズを出題します。
高齢者が昔の出来事を思い出すことは「回想法」と言って、認知症予防にも効果的です。
懐かしい思い出を話題にすることで、自然な笑顔を引き出せます。
④伝言ゲーム
ある言葉やワンフレーズを次々に伝言し、最後の人まで間違えずに伝えられるか確かめるゲームです。
最初のお題からいつの間にか言葉が変わってしまう面白さが味わえて、みんなで大笑いできるのではないでしょうか。
⑤シルバー川柳
時に高齢者の日常生活・あるあるを面白おかしく詠むのが「シルバー川柳」です。
このシルバー川柳の一部を隠して、あてはまる言葉を答えてもらうレクリエーションがおすすめ。作品を楽しんでもらえるだけでなく、その内容に対する共感も生まれて笑いを誘いやすくなるでしょう。
まとめ
高齢者や認知症の方を笑わせるには、相手の会話のリズムを意識しつつ共感できる話題、興味がありそうな話題を中心に、明るく楽しい雰囲気作りに努めましょう。
そして高齢者の笑いを誘うレクリエーションンなども交えつつ、ぜひ一緒になって盛り上がってみてください。
東海市の東海レーベンが運営しているデイサービスは、高齢者が笑顔になれるようなレクリエーションを積極的に取り入れて、利用者に満足いただける環境やサービスの提供を常に心がけています。
施設利用のご検討や介護のお悩みは、東海レーベンにまでお気軽にご相談くだ