ホームヘルパーに必要な資格や仕事内容をご紹介!

ホームヘルパーになるためには介護の資格が必要になりますが、研修講座を修了すれば、比較的無理なく取得を目指せるのが特徴です。勤務形態もさまざまで、自身のライフスタイルに合わせて働けるのも魅力の1つといえるのではないでしょうか。

そこで今回は、気になるお仕事の内容や必要資格などについてご紹介します。

ホームヘルパーとは?

ホームヘルパーは「訪問介護員」とも呼ばれ、介護が必要な高齢者や障害を抱える人に対して日常生活の援助やケアなどの自立を手助けする役割を担います。

仕事内容は、大きく分けて「生活援助」と「身体介護」の2つ。、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づき、サービス利用者の自宅を訪問して必要な介護サービスの提供を行います。

生活援助(家事援助)とは、家事や買い物の代行、薬の受け取りなどより良い生活環境を整えるために行うサービスです。

そして身体介護は、入浴・食事・排泄・衣服の着脱など、主に身体に触れながら行う介助のことで、利用者の身体機能や能力のケアに努めます。

ホームヘルパーに必要な資格

ホームヘルパーとして働くには、介護にかかわる資格が必須です。基本的に1人で利用者の自宅に訪問するため、現場で対処できる実務能力が求められるからです。

まずは「介護職員初任者研修」の修了を目指し、基本的な介護の知識や技術を身に付けておく必要があります。約130時間のカリキュラムを受講し、試験に合格することで介護職員初任者として認定されるのです。

そのほか資格で得た知識を活かして「介護福祉士実務者研修」や「介護福祉士」など、より上位の資格を取得できればサービス提供責任者としてさらなるステップアップが可能です。

お仕事の流れ

ホームヘルパーの勤務形態はさまざまですが、ここでは参考までに、正社員として働く一般的なホームヘルパーの1日のスケジュール例をご紹介します

 

■8:30 出勤

勤務している事業所で、1日の訪問先の予定や注意点などの確認をし、準備を行います。

■9:00~10:30 A様宅訪問

朝食や洗濯などの家事を行い、通院の付き添い、薬の受け取りや車いすの移乗・移動を介助します。

■11:00~12:00 B様宅訪問

排泄介助を行い、部屋の清掃をします。冷蔵庫にある食材を使って昼食の調理をし、食事介助・後片付けをします。

■12:30~13:30

事業所に戻り、昼食をとって休憩します。

■13:45~14:45 C様宅訪問

食料や日用品の買い物を代行し、居室の掃除やシーツ交換などを行います。

■15:00~16:30  D様宅訪問

入浴と着替えの介助を行い、夕食を調理して後片付けをします。

■17:00 事務作業

介護記録をまとめ、担当ヘルパーへの引継ぎなどを行います。

■17:30 退勤

 

上記の流れはあくまでも一例であり、実際は出勤形態や利用者の要望によって大きく変動することをご了承ください。

また、1件あたりの滞在時間は30分~1時間半ほどのケースが多いでしょう。対応件数は1日に4~5件、多い時は6~7件近くこなすホームヘルパーもいます。

働き方や勤務形態は多種多様で、直行直帰などを採用している会社も多くあり、隙間時間を利用して働くという方も少なくありません。

まとめ

今回はホームヘルパーの仕事内容や資格について解説いたしました。

介護利用者に寄り添い、介護者の負担を減らし、それぞれが「その人らしく」生きられるようにサポートするホームヘルパーは、重要な役割を担うやりがいのあるお仕事です。

東海市にある東海レーベンでは、経験豊富な介護福祉士やケアマネージャーなどが多数在籍しており、介護に関するあらゆるご相談にお応えしています。

利用者の方だけではなく、ご家族の方にとっても毎日が健やかでより良い生活であるようサポートさせていただきます。お悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

 

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