介護予防支援や介護予防サービスを知っていますか?
一緒に暮らしているなかで、ご高齢のご家族が体調不良を訴える回数が増えると、どうしても不安になってしまいますよね。
ご自身の生活もあって忙しいと、家族の不調に向き合って考える時間を取るのも大変かと思います。
実は、要介護になってしまう前に、予防するための方法があるのです。
高齢者の自立支援を補助する為の「介護予防サービス」をご存じでしょうか?
不安をそのままにせず、サービスを上手に利用して介護予防ができれば、ご家族だけでなく高齢者本人にとっても心強いでしょう。
ここでは、介護予防の目的や介護予防支援、介護予防サービスの利用手順などについてご紹介します。
お悩みを抱えている方のご参考になれば幸いです。
■介護予防の目的とは?
介護予防とは、要介護状態となることを出来る限り送らせたり防ぐこと、既に要介護状態にあるならば症状を軽減させたり悪化を防ぐことを目指しています。
高齢者のカラダや心の機能を回復させるだけでなく、その取り組みを通して社会と交流したり家族と触れ合うことで、個人の生きがいや生活の質を上げること、改善することが目的です。
そのため高齢者のカラダの機能の回復を目指すだけでなく、その周辺の環境、地域にもアプローチして生活機能全体を向上させる必要があると言えるでしょう。
■介護予防支援とは?
介護予防支援は、介護予防サービスを始める前段階での、計画立案やサポート、関係先の調整をそう呼びます。
要介護認定のうち“要支援”と認定された方を対象に“介護予防サービス”“地域密着型介護予防サービス”などの介護予防に効果が期待されている福祉サービスや保健医療サービスをしっかりと利用できるよう、計画書を考え作成して、関連先に連絡し調整することを介護予防支援と呼びます。
なお、この介護予防支援を利用するのは無料になります。
実際のこの業務を担うのは、地域包括支援センターの職員が担当し、ある一定の要件を満たしていなくてはなりません。
(保健師、介護支援専門員、社会福祉士、経験のある看護師、高齢者保健福祉に関する相談援助業務を3年以上行った社会福祉主事した者でなくてはならない。)
■介護予防支援や介護予防サービスの利用手順とは?
介護予防サービスの種類は様々で、なんと16種類もあるのです。
それらを利用できる方は、基本的に日常生活をほぼ自立して送れるかどうか、もしくはその状態を維持したり改善する可能性が高いかどうか、この様な条件に該当している場合にサービスが提供されます。
では、そのサービスを利用するにはどうしたら良いか、手順をご紹介します。
①窓口となる、高齢者の居住地にある地域包括支援センターへ相談します。
②ケアマネージャーが現状をヒアリングし、介護予防サービスの計画書を作成します。
③利用者やその家族へ、サービス内容などのケアプランを説明し同意を受けます。
④ケアプランが確定し、そのプランに沿ったサービスの利用が開始します。
サービスが開始してからは、定期的に状況や状態をモニタリングをすることで利用状況を把握して、カラダの機能の維持や改善ができるよう、日常生活の質を向上させるためにケアしていきます。
■まとめ
介護予防支援等についてお話ししましたが、いかがでしたか?
少しでも介護予防支援について知識を得ることで、不安を抱えたままでいた時よりも、行動に移せるのではないでしょうか。
介護予防サービスを適切に利用できる計画を立てたり調整したりすることで、利用者の目線にたった支援があるのは嬉しいですよね。
それに利用する際の自己負担がかからないので、ご家族としても安心ですね。
今現在、東海市在住の方で介護予防支援について悩みやご相談があれば「東海レーベン」へご連絡ください。
実績のある東海レーベンでは、経験あるケアマネージャーが多数在籍しております。
お客様のお悩みをうかがって、利用者に寄り添った形でサポートさせて頂きたいと考えています。
介護予防サービスの支援を是非利用してみましょう。