介護現場でも役立つアンガーマネジメントとは?簡単な実践方法もご紹介

介護や福祉の仕事をしていて、「イライラしてしまった」「つい強い言い方をしてしまった」とあとで反省する経験は誰にでも起こり得るでしょう。

我慢しようと思っても、忙しさや疲れが重なると感情を抑えるのも簡単なことではありません。

そんなときに役立つのが「アンガーマネジメント」です。

本記事では、このワードを初めて聞くという方にも分かりやすく【介護現場で活かせるアンガーマネジメント】についてご紹介します。

アンガーマネジメントとは?

まずは、アンガーマネジメントの基本的な考え方について理解しておきましょう。

言葉だけを聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、決して特別な知識はいりません。日常生活の中でも使える、シンプルな考え方です。

アンガーマネジメントは怒りをコントロールする方法

アンガーマネジメントとは文字通り、アンガー(怒り)を、マネジメント(管理)する方法。言い換えれば、怒りの感情と上手につき合う考え方や技術のことです。

コツさえ掴めばどんなときでも冷静に自分自身をコントロールできるようになるため、昨今では個人だけでなくさまざまな業界が社員教育の一環で取り入れています。

アンガーマネジメントはなぜ必要?

前提として、怒りの感情そのものが悪いわけではありません。

とはいえ感情に任せて爆発してしまうと、その後の人間関係や仕事に悪影響を与えかねません。

アンガーマネジメントは、「怒る必要があることには適切に対処し、怒る必要のないことには怒らずに済ませる」ための力を育てる方法でもあり、ひいては社会人として、円滑なコミュニケーションを取る手段にもなるのです。

アンガーマネジメントが介護の現場で活きる理由

現在、アンガーマネジメントは数多くの業界が取り入れており、介護業界も例外ではありません。

例えば介護現場のスタッフは、心と体の両方に負担がかかる激務に陥りやすいからこそ、少しでも感情的な負担を減らせるのが理想です。

利用者対応、家族対応、時間に追われる業務、人手不足などストレスの原因は多く、どれだけ気をつけていてもイライラしてしまう場面は出てくるもの。怒りをため込むほど利用者への対応が雑になったり、同僚との関係が悪化したりすることもあります。

そんなとき、アンガーマネジメントでマイナスの感情をうまくコントロールできれば、自分の感情を客観的に見られるようになります。

心が安定すれば、職場の雰囲気や利用者との関係もより良い方向に進むでしょう。

今すぐできる!アンガーマネジメントの実践方法

ここからは、実際に介護の現場やご家庭でもすぐに使える具体的なアンガーマネジメントの方法をご紹介します。

簡単な心がけがポイントとなりますので、少しずつ意識的に取り入れてみてください。

その1:「6秒ルール」を意識する

怒りの感情は、どんなに強くても「6秒ほどでピークを過ぎる」といわれています。

イラッとしてもすぐに反応せず、まずは落ち着いて6秒数えてみましょう。

これだけでも強い言葉を使ったり、攻撃的な態度を取りたくなったりすることをかなり防げるようになるはずです。

その2:自分の「怒りポイント」を知る

何が許せないと思うのかは、人それぞれ。普段は気にならなくても、忙しいときや予定が狂ったときなど、特定の条件が重なって頭にきてしまうこともあるでしょう。

だからこそ、事前に「自分の怒りポイント」を知っておけば遭遇したときに落ち着いて対処できます。

過去に自分が怒ってしまったときの内容や状況を分析してみることから始めましょう。

その3:日頃のセルフケアを大切にする

怒りが噴き出る原因の一つには、正常な判断を失っていることも考えられます。

特に、疲れが徐々にたまって感情が抑えきれなくなることは珍しくありません。

「休息や誰かに相談する時間を意識的に確保」して、怒りや不満をため込まない状況を作ることもアンガーマネジメントにおける重要な工程です。

まとめ

アンガーマネジメントは、自分の感情と上手につき合うために有効な技術です。

今回ご紹介した方法は、どれも今日から少しずつ実践できるものばかりなのでぜひ試してみてください。

介護の現場で思うようにいかず落ち込むことが多いと感じる方は、自分を守り、長く安心して働くためにもできることから取り入れてみてください。

愛知県東海市の「東海レーベン」では、利用者様一人ひとりに寄り添うコミュニケーションを大切にしています。介護サービスを検討している方からのお問い合わせはもちろん、介護の現場で共に働く新しい仲間も随時募集中です。

あたたかくやりがいのある職場で、皆様をお待ちしております。

関連記事