高齢者や認知症の方の薬の飲み忘れを防止する5つの方法
高齢になるほど毎日の薬の管理が複雑になり、きちんと服薬できるか不安な方も多いのではないでしょうか。
高齢者や認知症の方は薬を飲み忘れてしまうことも珍しくなく、健康管理が心配というご家族もいらっしゃるでしょう。
薬の飲み忘れは、命に関わるケースに発展する恐れもあるため防止対策や周囲のサポートが必要です。今回は、薬を飲み忘れないための方法をいくつかご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
高齢者に薬の飲み忘れが起こる理由とは?
服薬の必要性を理解していても、うっかり飲み忘れることは誰しもあり得ます。
では、どのような理由で薬を飲み忘れてしまうのでしょうか?その原因を見てみましょう。
複数の薬を管理するのが難しい
内服薬の種類が増えると薬を飲むタイミングがそれぞれ異なる場合もあり、食後・就寝前・1日に数回などその条件は複雑です。
こうした細かい指示が増えることで混乱し、管理が難しくなってうっかり飲み忘れてしまいます。
記憶力・判断力・理解力の低下
高齢や認知症が原因で記憶力が低下すると、薬を飲んだかどうか忘れてしまう場合があります。
また、判断力・理解力の低下で飲み間違いが生じたり、薬を飲む時間・必要性が理解できなくなったりといった危険性もあるでしょう。
服薬のタイミングを生活に合わせづらい
食間の服薬は生活習慣に合わせづらいため、忘れやすくなりがちです。
あるいは外出や旅行など普段と生活習慣が変わることで、ペースが崩れて飲み忘れにつながるケースもあります。
今すぐできる薬の飲み忘れ防止!5つの方法
薬の飲み忘れを防止するには、日常生活で習慣化できるようにご自身に合った方法を見つけることがコツ。そして防止策の基本は、「ツールの活用」や「可視化」といった簡単な工夫です。
こちらでは、今すぐ試せる方法やツールについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①ピルケースを使う
百均などで手軽に購入できておすすめのツールといえば、ピルケースです。
1週間分の薬を曜日ごとに朝・昼・晩と区切れる構造になっていて、一目で把握できるタイプがおすすめ。
透明なものなら確認しやすく、コンパクトな種類を選べば外出時にも持ち運べて便利に使えるでしょう。
②服薬カレンダーで可視化する
服薬カレンダーは、曜日や時間ごとに薬をポケットに入れて管理するツールです。
壁に掛けて可視化できるため、家で過ごす時間が長い方におすすめ。種類も2週間単位や1か月単位で選べるので、使いやすいほうを選びましょう。
③アラームやスマートフォンの服薬管理アプリを使う
アラームや、スマートフォンの管理アプリを活用するのも効果的です。
予め指定した時刻のアラーム・通知機能に頼ることで、服薬管理のストレスが軽減しやすいでしょう。
<服薬管理ツールの例>
- LINEの「つながる薬局」:メッセージ付きで服薬通知が届いて、服薬履歴も残せる
- スマートフォンのアプリ:登録した服薬時間にアラームが鳴る
- スマートウォッチのアラーム:登録した服薬時間に振動で通知される
服薬管理系のアプリは何種類かあるので、見た目や操作方法をチェックして一番使いやすそうと思ったものをチョイスするとよいでしょう。
④生活習慣とセットにしてルーティン化する
毎日必ず行う生活習慣とセットにして、ルーティン化するのもおすすめ。例えば朝の歯磨き前、入浴後に髪を乾かした後など生活習慣に組み込んでしまいましょう。
また、服薬の合図になる工夫として、冷蔵庫などの必ず使うものに付箋を貼って可視化するのもおすすめです。
⑤薬を一包化する
薬の種類が多い場合や施設に入居中の場合には、主治医と相談して処方されたお薬をタイミング別に1袋にまとめられる「薬の一包化」を検討しましょう。
一包化することで混乱を防ぎ、飲み間違いのリスクを軽減できます。
希望に応じて袋にお名前や飲むタイミング、日付などの印字をしてくれる薬局も多いでしょう。
まとめ
内服薬の管理・服用は、高齢者の健康管理に必須です。飲み忘れが原因で体調を悪化させないためには、ツールの活用やご家族のサポートが必要となるでしょう。
もし自己管理やご家族のサポートが難しい場合、服薬管理の目的で訪問介護やショートステイを検討するのも一つの手段です。
東海市にある東海レーベンでは、高齢者が安心して健康的な生活を送れるようにさまざまな介護サービスを提供しています。もし健康面や介護のことでお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。










