季節の変わり目にはご用心!
季節の変わり目は、自律神経の乱れに注意が必要です。
4月に入り「身体がだるい」「やる気が出ない」「イライラする」など、心身の不調で悩まれている方は多いのではないでしょうか?
実は、季節の変わり目に不調を感じる理由のひとつとして、自律神経のバランスの乱れがあります。
また、春は高齢者にとっても病気が出やすい季節でもあります。
高齢者になると体の様々な機能が低下しますので、体調を崩しやすい春に、若い人に比べて体や心に大きな影響を及ぼします。
この記事では、春に起こりやすい不調と、春に多い高齢者の病気についてご説明いたします。
季節の変わり目は、体の状態が加齢によって変化しやすいということで、同居されているご家族の方がみえましたら気を付けてあげてくださいね。
一般的に春に出やすい病気
・花粉症
・肌荒れ
・うつ病
・自律神経失調症
春に体調が崩れやすいのには、原因として、厳しい寒暖差や環境の変化によるストレスなどで自律神経が乱れ、「気分が落ち込みやすい」「疲れが取れない」「眠れない」などの症状がでるという仕組みです。
花粉症などのアレルギーによる鼻づまりや目が痒いなどで眠りが浅くなるという体質的な要因が加わると更に辛いですよね。
それに加えて、引っ越しや職場での人事異動など春特有の慌ただしい生活のストレスなども影響して、精神的にも疲れてしまい、体調不良を起こしてしまうというわけです。
高齢者は加齢により体も心も様々な機能が衰えますが、新しい環境に順応しにくくなるのです。
では、高齢者にとって春に出やすい病気とはどんなものでしょうか?
高齢者にみられる春に出やすい不調
・免疫力の低下
・ストレス
・皮膚の老化
・自律神経の乱れ
・頭痛
・食欲不振
・倦怠感
加齢に伴い、記憶力、判断力、感覚や運動能力などが衰えます。
神経系の老化も加速し、自分でも気付かないうちに体調を崩してしまうことがあります。
何となく全身の感覚が鈍くなってきた、温度の変化を感じられなくなった、反応が遅くなったなど、自分自身や周りの人の「気付き」が大切です。
また、高齢者になると、自律神経も不安定になります。
自律神経は気温や気圧といった気象条件の変動に影響されやすいため、春は特に自律神経のバランスが乱れやすいです。
自律神経が衰えている状態で、更に春の気候や環境の変化で自律神経が乱れ、上記に挙げた病気の症状がでてきやすくなるのです。
また、だるさが長期間続くと「眠たい」「食欲が出ない」などの睡眠や食生活も乱れるため、さらなる自律神経の悪化を招き、体調不良が常態化してしまいます。
高齢者の春の体調不良・心の乱れに対する予防法をご紹介いたします。
・3食しっかり、バランスのいい食事をする
・運動、ストレッチをする
・花粉症対策を徹底する
・春の気温差を衣類で対策をする
運動することで筋肉もつくので、血流が改善し、体のだるさやむくみを解消してくれます。
また、質の良い睡眠がとれたり、介護予防にもなります。
自分に合ったペースで、無理なく、日々続けていきましょう。
偏った食生活を続けていると、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足して自律神経が乱れやすくなります。
また、偏った食生活で腸内環境が悪化することも、自律神経の乱れの原因の一つです。
バランスの良い食事を、しっかり三食摂ることは非常に大切なことです。
加齢に伴い様々な変化が生じますが、高齢者が生活しやすい環境を提供していく必要があると思います。
まとめ
季節の変わり目に体調を崩す方は少なくありません。
特に高齢者は、体温調節機能が低下したり自律神経が弱くなっていまですの、不調になりやすいです。
今回ご紹介したポイントを押さえて、寒暖差に負けず、健康に楽しい毎日を送りましょう。
自力ではどうしようもできないという場合は、信頼できるプロを探して任せてみるのもよいでしょう。
東海市で介護でお困りならご相談ください。一人一人に合わせたサポートを行います。
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